TV『新日曜美術館』
たまたまテレビをつけたら新日曜美術館で「建築現在進行形伊東豊雄の挑戦」っていうのをやってた。
他の建物が妙に不自由に見えてきてしまいます。
まさに世界が違って見えるという感じ。
人間の根源的な欲求に根ざした空間は建築の閉じた世界を飛び出して広く一般の人にまで訴えかける力があるように思う。
荒川修作の作品と根本的な出所は似ている気がするけれども、扱っているものの階層レベルが違うと思う。
(荒川氏は身体性を謳っているがモノとしては机上論から抜け出せてない感があるけれども、伊東氏はシステムを扱いながらもそのシステム自体が身体性とダイレクトに結びついている)
モダニズムを突き抜けた先にあるもの。
伊東さんの描く世界を自分なりに再解釈してみないと。
構造表現主義とのベクトルの違いは何か。
その違いがなぜ未来を拓くのか。
それは自分にとってはどういうものなのか。
なんとなくTVをつけたらたまたまやってたので危うく見逃すところでした。
BSでは再放送もあるようなので見逃した方は是非。
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