Podcast『アートディレクターの新領域』
Podcastで配信されている多摩美の公開講義を見た。
佐藤可士和氏が講師をしていて、そこで彼がディレクションを担当したふじようちえんが紹介されている。
建築は手塚貴晴+手塚由比が担当。
うーん、理想的な仕事じゃないでしょうか。
ディレクション自体は建築家の重要な仕事のひとつであると思うけれども、別のプロが交通整理してくれるというのはそれはそれで魅力的。
しかし、なんといっても幼稚園のディレクションを佐藤氏に依頼しようと発想した園長先生がすごいですね。
学生の作品に対する講評では
安易にやったところほど強いので、いいところを壊してしまう。
と盛んに言われていた。
”全体を見据えた、部分に対するデリケートな配慮が欠かせない”と言うのは建築についても同じ。
制約や雑務に追われる中、どれだけその姿勢をキープできるかが分かれ目。
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