B091 『藤森照信の原・現代住宅再見〈2〉』

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下村 純一、藤森 照信 他 (2003/04)
TOTO出版

前巻に続いて2も読んでみた。
今回は前巻にも増してバラエティに富んでいて面白い。
(青木淳の「S」や石山修武の「世田谷村」等、わりと近作も載っている。)

時代はモダニズムをどう乗り越えるかというところ。
そういう背景もあってか、またまた藤森さんはうまい具合に人間味を浮かび上がらせている。

住宅の背後に人間が見えるか、または住宅が建築として生きているか。それがどの程度できているかが住宅の懐の深さとなるような気がする。
薄っぺらで上っ面だけのきれいな表情にだまされてはいけない。

< 3>がでるとすれば妹島和世や藤本壮介なんかの住宅もあって、これまた面白くなりそう。
・・・と思ったらもう出てたのね・・・





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