やまとことば
今日はある現場の地鎮祭がありました。
そのなかの”祝詞奏上”のところで神主さんが建築物の名称や住所、施主や設計者、施工者などの関係者を含めた台詞でお祈りを申し上げます。
そこで、神主さんの台詞になんとなく違和感を覚えたのだけれどもなぜだろうと考えると、住所に数字などが多く記号的になっているのと、固有名詞の中にほとんど訓読みが含まれていないことに気づいた。
すべて漢字の名称であってもほとんどが音読みである。
それが神主さんの口から出ると変によそよそしく感じてしまう。
まだ事務所名は考え中なのだけれども”エーリリースビルディングワークショップ”では地鎮祭では違和感ありまくりだろう。
志村建世さんという方のブログで憲法第9条の第1項を漢語なしで表現することを試しているんだけれども、これが結構いけてます。
あまり、”やまとことば”を意識することはないけれども、意識してみればけっこう奥行きがあってよいものかも、と思った次第であります。