grasshopperのプラグイン”crane”で曲面折り紙をシミュレーションしてみる
趣味の折り紙は、あまり範囲を拡げず仕事から距離があるものを、と思い生物をメインに折っていたのですが、とあるきっかけがあって、今まであえて踏み込まないでいた、三谷純の曲線折り紙に手を出すことにしました。(このことについては進展があったら書く予定)
それで早速三谷氏の本を三冊購入。
grasshopperに折り紙のシミュレーションができるプラグインがあると聞いたので、早速インストールして試してみました。
まずは、いい感じだったうねり六角注の再現をしてみることに。
パラメーターを変えて形状をいろいろと試すことができます。(今後もう少し自由度を持たせる予定)
続いて短冊状のタイプと放射状のタイプも組んでみました。
n角形の短冊タイプの端部がきれいにまとまる条件はなんだろうと思って実際に折って絵にしてみたらθ≒180/nで良さそうです。PCの複雑な解析が必要かと思ってたけど図形で考えると単純だった。なるほど。
試しにプラスチック系の障子紙を買ってきて照明にしてみたら想像以上に良い感じ。
形状もほぼシミュレーションどおりになりました。(右側は三谷氏の作品そのままです。)
まだ試作段階で改善点もありましたが、いろいろ試してみて新事務所の照明で使ってみようかと思います。