ハガキ作戦参加望む
都城市民会館の保存に奔走されているヒラカワさんから下記のようなメールを頂きました。
9月議会に都城市民会館の解体を含む議案が上程されました。情勢はひじょうに厳しいと言わざる得ません。
つきましては、全国のみなさんから、市会議員へ保存を訴えるハガキを出そうという運動をすることにしました。
恐縮ですが、下記のリストの議員へ(できれば複数のたくさんの議員へ)、ハガキ(又は封書)を出してくださるよう希望します。
全国の市民会館関係者からの、たくさんの手紙によって、会館が残ることを念じています。
できましたら、このメ-ルを賛同いただける知り合いの方に広めていただきますと幸いです。
よろしくお願いいたします
僕なりの意見を添えてハガキを出そうかと考えていますが、賛同される方はコメントもしくはメールを下さい。
都城市民会館解体に対するそれぞれの議員の姿勢(保存派・解体派など)を記した、都城市会議員住所録をメールにてお送りいたします。(コメント時にメールアドレスを入力していただけるとそこに返信します。メールアドレスはブログ上には現れませんのでご安心を。また、9月27,28日に採決のようなので遅くとも25日までに投函お願いします。)
ヒラカワさんのブログに議員リストと議会事務局の住所が書いてありますのでそちらでも良いかと思います。
以下に、今思いつく僕なりの意見を簡単にまとめます。賛同される方、賛同されずとも市民会館保存には賛成の方は一手間をお願いいたします。
なぜ、保存を願うか。・まず単純にこの建物が僕の好みだから。・単純に簡単に壊しすぎじゃないかと思うから。(これでは文化の育つ隙がない。)・この建物がこのまちの一つの風景になっていると思うし、これからも風景であり続けられると 思うから。・まちの中から固有性だとか、場所性だとかが急速に失われていく中でこれだけの個性のものは貴重だから。(固有性がまちの最大の資源になっていくであろう中で、これを壊すのはあまりにもったいない。
このままいくとこのまちはどこにでもあるまちになってしまうし、後で後悔しても遅い。例えば宮崎県が東国原知事を 有効に使っているように(知事が自らしていることだが結果的にはそう)、有効に使えば計り知れない可能性があるし、その可能性はきっと時が経つにつれどんどん増すはず。
解体の危機から一転全国でも”先進的な事例”といえるような 方策を見つけて実行できれば、全国的に希有なポジションを獲得できるような気がするし、そういうチャンスはめったにない。)
・これから先、建築を志す多くの人に勇気や希望、感動を与え続ける事のできる貴重な資源だと思うから。
・ 子供たちの育つ環境として、こういうものも必要だと思うから。(これだけのものが身近にある子供は幸せ。逆にこういうものを目先のことだけでどんどん壊してしまうような社会で子供が育つのが怖い)
・ 目先のことだけ追い求めてきたやり方を転換し、長期的な視点を獲得するよいチャンスだと思うから。
より端的に言うと、この建物を簡単に壊すという選択をするのかどうかで、 都城が世代を超えてよい環境をつくっていくというビジョン・思想をこの先持てるかどうかが決まってしまうと思うのです。
最後にdanさんの記事から引用しておきます。
地方はやればできるし、やっていればできたはずなのである。それをやらなかったのは誰なのか。新幹線と高速道路をおらがムラに引くことばかり訴えてきたのは誰なのか。
実際はもう少し文章として練ってからハガキを送ろうかと思いますが、単純な思いで構いませんので皆さんなりの言葉でぶつけていただければと思います。
※これまでこのブログで都城市民会館にふれた記事はこちら。