B167 『自然な建築』
隈 研吾 (著)
岩波書店 (2008/11/20)
図書館でなんとなく手にとった本なのですがこのタイミングで出会えて良かったなと思えました。
僕の不勉強もありますが、隈さんの印象が少し変わったように思います。何というか隈さんの身体性に初めて触れられた気がしました。(テーマのせいもあってこれまでのキレてる印象が少し和らいだ分、僕的には”届いた”本でした)
今まで全く意識したことなかったけど、技術に対する意識という点で隈さんと藤森さんって似ている所があるかもしれません。
■オノケン【太田則宏建築事務所】 » B117 『藤森流 自然素材の使い方』
技術とは何だろうか。と考えさせられる。 藤森さんのやってること(技術)はその筋の人が見ればもしかしたら子供だましのようなことかもしれない。 だけれども、藤森さんは自分で考え手を動かす。 それによって近くに引き寄せられるものが確かにある。
こういう風にして引き寄せられる何かに対してすごく興味があるのですが、もっと外に飛び出して足と手を動かさないといけないなという反省と共に、ほんの少しずつでも前に進んで行きたいと勇気をもらえました。
P.S
いっちーに隈さんの出演しているこの本を話題にしたラジオを教えて頂きました。
■ラジオ版学問ノススメSpecial Edition隈研吾(建築家)[2009/02/01放送]