HS-24

先日、火・水曜日の有給を使って一案作成しました。
今日は大まかな作業工程を書いてみます。
(工程はかなり個人差があると思います。僕なりの今のやり方ですし、展示用なので実際の工程とは少し異なります。)

まず、メモ書き用のノートに簡単なスケッチを1枚。割と思いつきです。

なんとなく行けそうな感じがしたところでCADで3Dに起こしながら全体を整えます。
大まかな寸法の補助線を引くぐらいで全体を見ながら直接起こしてます。
以前は平面・立面・断面ぐらい大まかに書いてから起こしてましたが、このシリーズは実際に建てるわけではないのでフィーリングとスピード重視で。
模型でスタディするのをCAD上でしてる感じですね。時間がたっぷりあれば模型でスタディしたい気持ちもあります。


1日目の午後をつかってだいたいここまで。

2日目、おこした3Dを陰線消去したり平面で切断したりして模型の型紙になりそうな状態にします。
型紙用なので立面は多めにプリント。

A4にプリントした型紙をパーツごとに分けて、貼ってはがせるスプレー糊で模型材料(スチレンボードや厚紙がメイン)に貼りつけます。
そして、型紙に沿って切りだして組み立てます。細かいパーツは現物の寸法をあたりながら作成。
模型見ながら気が変わって構成を微調整するのでCADそのまんまにはなりません。

あとは木や人の点景を入れて完成。模型のスケールは100分の1です。

12月に模型展のようなものを予定していて28案展示するつもりなのであと4案。
2案はこれぐらいの精度でざっとつくって、最後の2案はそれなりに時間をかけて50分の1でつくりたいなと思っています。





関連性の高い記事