Categories: レポート

砂の祭典&九州美術の現況展


加世田の実家に帰っていたので行ってきました。


チェコからの招待作家の作品の表情がリアルで妙に惹きつけられました。
少し縁があって昼と夜両方行ったのですが、昼の太陽光の元で砂像を見るほうが細かい陰影があって良いかと思います。夜のライトアップは雰囲気はありますが、砂像の鑑賞にはあまり向いていない気がします。

また、南さつま市民会館で『九州美術の現況展』もやっているのでこちらにも行ってきました。(こっちが本命ですが)
74もの大判の作品が並び、かなり見ごたえのある展覧会です。現代美術の中の歴史的位置付けというようなことは分かりませんが作家が向こうに見えるようなものが多かった気がします。
僕は楽器は弾けませんが、音楽を演奏者や指揮者になったつもりで聴くことがあります。そうするとより音楽の中に没入できる気がするからです。
現代美術は実はよく分からないのですが、同じように出来るだけそれを描いている人になりきってみることを試みながら見たりします。そのときたまにふと作家の思いというか情念のようなものを感じた気になる瞬間があったりします。
他の人は何を考えながら見ているのだろうか、というのは素朴な疑問ですね。

展覧会、砂の祭典、どちらも明日5日までです。
時間のある方は是非訪れてみてください。

オノケン

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オノケン

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