『遺伝子レベルとのフラクタルな関係で地域経済というものを捉え』るところが面白かったので脊髄反射的にエントリー。
自然選択説[Wikipedia]等参照。この分野の本、読みたくなったなぁ。いろんな説に従って先の記事の地主がどういった選択をするか描くと面白いかも。というか誰かやってくれないかなー。)
「いや、個人レベルだけで考えればそうかもしれないけど、もう少し俯瞰して考えればこういう行動とったほうが合理的じゃないっすか」ということはあると思う。
それと、囚人のジレンマと決定的に違うことは 『彼らは2人は別室に隔離されていて、2人の間で強制力のある合意を形成できないとする。』という条件がないということ。
『二人とも懲役2年ですめばハッピーじゃん』という合意をとりあっての選択だってできると思うし、僕にはどう考えたってこの選択が一番合理的に思える。(この場合も裏切りの可能性は残るが、それなら契約を結べばいい。)
後はイマジネーションの問題。
ハッピースカウターの代わりになるビジョンや達成感を得る仕組みがあればいいし、それにはそれを理解するイマジネーションと共有するために可視化するイマジネーションが必要。
あと宮台的には コモンズ、どういうゲーム盤にしたいかというイマジネーションと合意。
まぁ、それを”描く能力”が一番不足してるのかもしれないけど。
こういう進化論みたいなのに詳しい人、最新の理論では地主はどう行動するのか教えてー。
(あと、まだよく読んでないけどこの辺にヒントがないかなぁ)
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引用ありがとうございます^^ 「一流の自己チュー」にふむふむです(ってかかえる文庫自体が当てはまってますよね)。
あと、これ読みながら思ったのですが、条件としてもしかしたら「地主は総じて年寄り(そして子供は都会へ)」というのが重要なのかも? と。
>たこはんさん
そっかー。
長期的に見て果実を育てる時間もなければ、守るべき遺伝子(子供)も近くにいない、となればとりあえずの利益に目がいくのも仕方ないのかも・・・
お年寄りが「残りの時間は自分のために」ではなくて「子孫のために」という方向を向いてくれればいいんですけど残念ながらそういう人は少数派の気がしますね。
それこそ、遺伝子が騒ぎ出して子孫のために行動せざるを得なくなっても良い気がしますが、歳をとると遺伝子からも見放されるのかなぁ。