Categories: コラム

ゆらり

つんく♂と糸井重里の対談の”ゆらり”にドキリとする。

なんとなくゆらぎのようなものを捉まえるには自分もゆらぎに身を任せないといけないような気がするときがある。
まじめに硬くなりすぎると何かを取りこぼしそうな気がして。

だけどゆらぎを捉まえるには、ゆらぎ漂っている獲物を捕獲するハンターのように重心を低く構え、鍛えぬかれた集中力と瞬発力をもってしてゆらぎに向き合わなければいけないのではないか。

そんな風に思った。
抽象的なことだけでは現実に抽象性を獲得することは出来ない。

だとすると同じ糸井重里が共感しているタモリのゆるさはなんだ。
それこそゆらりじゃないか。

そう思ったけれど、そうではなくタモリは自らゆらぎながらも重心低く忍び寄り、集中力と瞬発力をもってして獲物をとらえるカマキリなのではないか。

そのゆらりとした身のこなしに騙されてはいけない。
タモリこそ理想的なハンターかもしれない。

抽象性を獲得したければハンターであれ。

(前半と後半は多少矛盾しているような気もするが・・・気にしない)

オノケン

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オノケン

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